9月24日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと埼玉西武の第25回戦は、12対4で埼玉西武が勝利。マジック対象チームであった福岡ソフトバンクが楽天に敗戦したため、2年連続23度目のリーグ優勝を決めた。
埼玉西武が序盤から大きく攻め込んだ。2回表、外崎修汰選手の左前打と四球で1死1,2塁とすると、敵失や栗山巧選手、金子侑司選手、秋山翔吾選手の適時打で千葉ロッテ先発の二木康太投手から5点を先制。3回表には山川穂高選手が2番手の涌井秀章投手から43号2ランを放ち、7対0と大差を付けた。
埼玉西武先発のニール投手は直後の3回裏、藤岡裕大選手に適時打を浴び1失点。4回裏にはレアード選手の適時打、6回裏には内野ゴロの間に失点したが、6回3失点(自責1)の力投を披露。打線も6回表に秋山選手の適時打で1点を追加すると、7回表には満塁から四球と守備の乱れで走者が全員生還。源田壮亮選手に適時内野安打も生まれ、12対3の大量リードとした。
8回裏、4番手の平井克典投手が藤岡選手の適時打で1点を返されたが、大差は変わらず。8点リードの9回裏は守護神・増田達至投手が3者凡退に抑え、12対4で試合終了。
勝利した埼玉西武は、先発のニール投手が6回8安打3失点(自責1)の力投で、球団外国人投手最多となる11連勝。打線も12安打12得点と投打がしっかりと噛み合い、連覇を成し遂げた。敗れた千葉ロッテは、先発した二木投手が1.2回4安打3四死球5失点の炎上。3位を争っていた楽天が勝利したため、シーズン4位が確定。CS進出への可能性は潰えた。
この後パーソル パ・リーグTVにて埼玉西武の祝勝会の様子をライブ配信!https://tv.pacificleague.jp/page/smp/service/
文・粟盛優佳
記事提供: