浅村栄斗と銀次が計6打点。楽天が「マジック3」の埼玉西武に本拠地で連勝

パ・リーグ インサイト

2019.9.22(日) 17:03

東北楽天ゴールデンイーグルス・浅村栄斗選手(C)パーソル パ・リーグTV
東北楽天ゴールデンイーグルス・浅村栄斗選手(C)パーソル パ・リーグTV

 9月22日、楽天生命パーク宮城で行われた楽天と埼玉西武の試合は、7対5で楽天が勝利。初回に先制アーチ、終盤に猛追撃を浴びながらも、逃げ切りに成功した。

 最短で翌23日にリーグ優勝が決まる埼玉西武は、初回から先制パンチ。楽天の先発・石橋良太投手から森友哉選手が23号ソロをかっ飛ばし、好スタートを切る。しかし、埼玉西武の先発・榎田大樹投手がリードを守れなかった。

 直後の1回裏、楽天は先頭の島内宏明選手が三塁打を放ち、続く茂木栄五郎選手のタイムリーで生還して同点とすると、銀次選手のゴロの間にあっという間に勝ち越し点を得る。同点打の茂木選手は「島内さんが3塁まで激走してくれましたからね。島内さんのおかげです」とにっこり。さらに、2回表には浅村栄斗選手のミス絡みで同点とされるものの、3回裏に銀次選手の犠飛、5回裏に浅村選手の31号2ランが飛び出し、5対2とリードを広げた。

 7回裏にも、浅村選手と銀次選手のタイムリーで追加点を挙げた楽天。8回表に石橋投手が突如として崩れ、中村剛也選手と外崎修汰選手に2者連続弾を浴びて2点差まで迫られたが、代わった森原康平投手がその回を、松井裕樹投手が9回表を締めてゲームセットとなった。

 楽天は浅村選手と銀次選手が3打点ずつを挙げる活躍で、中盤以降は試合の主導権を渡さなかった。敗れた埼玉西武は先制に成功し、打線はさすがの粘りを見せるも届かず。先発の榎田投手は5回5失点で「力負けをした部分もありますが、もっと大胆に投げればよかったと思います。浅村選手にホームランを打たれた場面は、もう少し考えなければいけなかった」とコメントした。

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