23日東京ヤクルト戦では新外国人ロドリゲスが力投
北海道日本ハムは23日、本拠地でのオープン戦・東京ヤクルト戦を7対7で引き分けた。先発を務めた新外国人・ロドリゲス投手が5回を6安打3奪三振1四球で2失点。後を受けた宮西投手、田中豊投手は、それぞれ1イニングをきっちり無失点に抑えた。
打っては6回に横尾選手が一時逆転となる4号2ランを放ち、8回には西川選手が1号2ラン。1点を追う9回には石川亮選手がライトに貴重な同点打を放った。
また9回には、この日DH出場していた近藤選手がマスクをかぶり、石川直投手とバッテリーを組む場面もあった。
オープン戦は残り2試合。開幕を目前に控え、栗山英樹監督は「選手たちが毎日喜べるようにしてあげるにはどうしたら良いのか、もう一度しっかりと考えます」と話した。主な一問一答は次の通り。
――今日の試合を振り返って。
「あのまま終わらず、みんなよく粘ってくれた。来週の今頃開幕しているイメージがあったんですけど、僕の中では考えなきゃいけないことがいろいろある。あと1週間で開幕するわけですから、選手たちが毎日喜べるようにしてあげるにはどうしたら良いのか、もう一度しっかりと考えます」
――打線のつながりについて。
「ホームランで点を取るというケースが多く、すごく気になっていたんですけど、翔の今日の内容も素晴らしいし、ああいう気持ちでみんなが野球をやっていけば、必ずチャンスを生み出せると思っている。いろんなことがありますけど、いいところも少しはある。ダメなところばかりが気になるけど、できる限り1週間を有効に使って前に進んでいきます」
開幕投手は…「いくつかのパターンがある」
――9回は石川投手と近藤捕手のバッテリーでいったが。
「開幕してからだとコンちゃんのキャッチャーというのもなかなか進められない。今日はDHだったので、進められるかなと思ったので。その2人を合わせようとしたわけではありません」
――先発のロドリゲス投手については。
「ちょっと気になるところもありますけど、何とか自分を改善しようとすごく一生懸命やっている感じが今日の登板の中で見られた。そういう気持ちさえあれば必ず前に進む。まだまだ若いですし、そんなにいろんなことを教わってきてないと思うので、これからどんどん成長してくれると信じています」
――1週間後に開幕するが、開幕投手については決断したか。
「いろいろ見ながら。今日ファームの試合で有原も投げたし、上沢の状態も上向いていますし。最後の最後まで考えます」
――まだ決めていない?
「いくつかのパターンがあるが、どれがはまるのか。明日のマルティネスも見て考えます」
記事提供: