CS進出へ懸けるオリックスと楽天。太田椋、渡邊佳明の両ルーキーに注目

パ・リーグ インサイト

2019.9.14(土) 18:23

東北楽天ゴールデンイーグルス・渡邊佳明選手(C)パーソル パ・リーグTV
東北楽天ゴールデンイーグルス・渡邊佳明選手(C)パーソル パ・リーグTV

 9月15日、京セラドーム大阪でオリックス対楽天の24回戦が行われる。14日の試合では、オリックスが接戦を制し、対戦成績を五分とした。CS進出へ向け、互いに譲れない熱い戦いの見どころを紹介する。

【今季対戦成績】
オリックス→11勝11敗1分 楽天→11勝11敗1分

【オリックス】山本由伸投手 17試合6勝5敗 123.2回 112奪三振、防御率1.75
【楽天】石橋良太投手 26試合7勝6敗 114回 64奪三振、防御率3.71

 オリックスの先発は山本由伸投手だ。前回登板の北海道日本ハム戦では6回1失点(自責0)の好投を見せたが、援護に恵まれず黒星を喫した。対楽天は今季初登板となるが、山本投手らしいテンポの良い投球で、左脇腹痛から復帰後初の白星をつかみたい。

 オリックス打線の注目は太田椋選手だ。14日に一軍初昇格し、スタメンに名を連ねたドラ1ルーキーは、CS進出に向けて連日熱戦を繰り広げるチームに、やる気MAXでフレッシュな風を吹かせたい。

 対する楽天の先発は石橋良太投手だ。8日の埼玉西武戦では白星こそつかなかったものの、7回途中2失点(自責1)で先発の役割を十分に果たした。Aクラス復帰に向けて負けられない戦いが続くチームを、自身の力投で勝利へ導けるか。

 楽天打線の注目は渡邊佳明選手だ。得点圏打率.429と、本当にルーキーなのかと疑ってしまうほどの勝負強さを持っており、何度もそのバットでチームを救ってきた。9月は打率1割台と苦しんでいるが、試合を決める一打に期待したい。

文・後藤万結子

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