2回、3回とマーティンが2打席連発、小島は3勝目
■千葉ロッテ 6-4 オリックス(11日・ZOZOマリン)
千葉ロッテは11日、本拠地ZOZOマリンスタジアムでオリックスと対戦し、6-4で勝利し3連勝とした。3点を先制された直後の2回、マーティンの2試合連続13号2ランを含む、6安打4得点で逆転に成功。さらに3回、マーティンの2打席連続14号ソロなどで追加点を挙げて勝ち、貯金を今季初の3とした。
2回に3点を先制されたものの、直後にオリックス先発・張奕から、マーティンの13号2ランなど6安打を集中して4点を奪って逆転に成功。3回にはマーティンの2打席連発となる14号ソロで追加点を奪った。先発・小島は3回以降、変化球を主体とする投球に切り替えてオリックス打線を翻弄。7回5安打3失点の好投で3勝目。8回からは東妻、益田と繋いで逃げ切った。
9日に関東地方を直撃した台風15号により、今も県内では復旧作業が続いており、井口監督も「なんとか良い形でマリーンズの勝利を届けたい」と必勝を期してこの試合に臨んだ。数奇な巡り合わせか、この日は千葉ユニホーム着用試合だった。
井口監督は「まだ停電や断水している地域もあると聞いています。そういう中で千葉ユニホームで勝ったことは大きいと思いますし、マリーンズの勝利が被災された方への勇気にもなると思っています。1日も早い復旧を願う中、千葉ユニホームで試合をさせてもらって、勝利を届けられて良かったと思います」と話した。
この日の勝利で今季初の貯金3。休みを挟んで、13日からは、首位に立った埼玉西武との4連戦(メットライフ)を迎える。「そこに向けていい形で来ていると思います。4連戦、なんとか勝ち越して、マリンに帰って来たいと思います」。残り10試合で4位楽天と1ゲーム差の3位の千葉ロッテ。負けられない戦いはまだまだ続く。
(岩国誠 / Makoto Iwakuni)
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