9月11日、オセアンバファローズスタジアム舞洲で行われたオリックスと福岡ソフトバンクのウエスタン・リーグ公式戦、第23回戦は、3対1でオリックスが辛勝。序盤に得たリードを投手陣が守りきった。
福岡ソフトバンクは初回、オリックスの先発・荒西祐大投手の立ち上がりを攻めた。九鬼隆平選手の四球、コラス選手の安打で得点圏に走者を進めると、田城飛翔(たしろ・つばさ)選手がタイムリーを放って先制に成功する。
しかし直後の1回裏、オリックスも福岡ソフトバンクの先発・笠谷俊介を攻め立てた。杉本裕太郎選手、マレーロ選手の連打などで2死満塁とすると、後藤駿太選手が好機を活かす走者一掃のタイムリースリーベース。3対1とオリックスが逆転に成功した。
荒西投手は立ち上がりこそ苦しんだものの、尻上がりに調子を上げ、福岡ソフトバンク打線を寄せ付けず。3回以降4イニング連続で3者凡退に抑える好投を披露した。対する笠谷投手も要所を締める粘りの投球で、スコアボードに0を連ねる。
2点リードのオリックスは、7回から継投に入り、金田和之投手、澤田圭佑投手、漆原大晟投手がそれぞれ1イニングを無失点でつなぎ、3対1で試合終了。
勝利したオリックスは、中盤以降は得点の好機を活かせず追加点を得ることができなかったものの、序盤に得たリードを手堅く守り切り、福岡ソフトバンクに辛勝。9回表に登板した漆原投手は、11試合連続セーブをマークした。
文・今泉友香
123456789 計
ソ 100000000 1
オ 30000000Ⅹ 3
ソ ●笠谷俊介-岡本健-田中正義
オ ○荒西祐大-金田和之-澤田圭佑-S漆原大晟
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