母校・明石商の野球部生徒が100人応援に「プレッシャーをかけられました」
■オリックス – 埼玉西武(5日・ほっと神戸)
埼玉西武の松本航投手が5日のオリックス戦(ほっと神戸)で先発する。兵庫県出身の松本航にとって、自身初めての凱旋登板。松本航は「懐かしいですね」と美しい天然芝のグラウンドを見つめていた。
8月19日の福岡ソフトバンク戦で6回2失点と粘投したものの、白星とはならなかった松本航。その後一度抹消され、29日の東京ヤクルトとの2軍戦で3回を投げ、調整を行っていた。
5日の試合には母校・明石商の野球部の生徒が100人規模で応援に駆け付けるといい、「(狭間監督から)『いいピッチングせなあかんやろ』とプレッシャーをかけられました」と明かした。明石商は今年の夏の甲子園で初のベスト4進出を果たし、大躍進。OBの松本航も全ての試合を詳しくチェックし、同高初のプロ野球選手として差し入れ等も行っていた。
狭間監督とも大会終了後に電話で連絡を取ったという松本航は「監督は『切り替えて次に行く』と話していたので、自分も頑張ろうと思いました」と後輩たちに雄姿を披露するために気合を入れ直していた。
(安藤かなみ / Kanami Ando)
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