打線好調の埼玉西武を「先発」山田修義が抑えるか。カード3戦目の見どころ

パ・リーグ インサイト

2019.9.5(木) 09:30

オリックス・バファローズ 山田修義投手(C)パーソル パ・リーグTV
オリックス・バファローズ 山田修義投手(C)パーソル パ・リーグTV

 9月5日、ほっともっとフィールド神戸で行われるオリックスと埼玉西武の第24回戦。4日の試合では、3本塁打で10得点を挙げた埼玉西武が快勝。カード勝ち越しを決めた。ただ、首位・福岡ソフトバンクも勝利したため、ゲーム差は依然として「1」のまま。首位追走のためにカード3連勝が欲しいところだ。一方のオリックスは3試合連続で2得点以下。カード3連敗回避のためには、打線の奮起が欠かせない状況だ。

【今季対戦成績】
オリックス→8勝15敗 埼玉西武→15勝8敗

【オリックス】山田修義投手 30試合0勝0敗 30.1回 31奪三振、防御率3.86
【埼玉西武】松本航投手 12試合5勝3敗 61回 40奪三振、防御率4.87

 オリックスは山田修義投手が今季初先発。チームは現在11連戦中ということもあり、「ブルペンデー」の実施が濃厚である。今季、左打者に対する被打率は.222となっている。埼玉西武打線には森友哉選手などの強力な左打者が名を連ねるだけに、どう勝負するか注目だ。

 埼玉西武は松本航投手をマウンドに送る。8月は3試合で防御率8.53と不本意な投球が続き、19日に登録抹消された。今季2勝を挙げているオリックスから、まずは9月初白星をつかみ、ドラフト1位右腕としての意地を見せられるか。

 オリックス打線では宗佑磨選手がキーマンだ。4日の試合では2得点に沈んだ打線の中で2安打を放ち、1人気を吐いた。ほっともっとフィールド神戸での打率は3割を超えているだけに、チームに流れを引き寄せる一打が欲しいところだ。一方の埼玉西武打線では外崎修汰選手に注目。4日の試合では2本塁打を含む4打点の大暴れ。8月は打率.347と調子を上げていただけに、9月もこの勢いでカード3連勝を決める一打に期待したい。 

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