9月3日、ほっともっとフィールド神戸で行われるオリックスと埼玉西武の第22回戦。オリックスは2日の試合で延長12回引き分けに終わっているだけに、投手陣の疲労が気になる。打線の援護に期待したいところだ。一方の埼玉西武は1日の福岡ソフトバンク戦に敗れ、連勝が5でストップ。今季勝ち越しているオリックスに対し、まずはカード先勝を狙う。
【今季対戦成績】
オリックス→8勝13敗 埼玉西武→13勝8敗
【オリックス】荒西祐大投手 10試合1勝2敗 30回 25奪三振、防御率6.90
【埼玉西武】ニール投手 13試合8勝1敗 73回 37奪三振、防御率3.70
オリックスの先発は荒西祐大投手だ。8月2日の埼玉西武戦では4回途中8失点と不本意な投球に終わった。プロ1年目といえど、今年で27歳のオールドルーキー。8年間の社会人野球生活で培ってきた経験を生かし、強打の埼玉西武打線にリベンジを果たしたい。
埼玉西武は7連勝中の助っ人・ニール投手を先発のマウンドへ。打たせて取る投球スタイルを見せ、大崩れしない安定したゲームメイク。強力打線の後押しも受けて白星を積み重ねてきた。首位追走中のチームにとって、今まで以上に1試合の重要性が高まってくる。9月初勝利を、まずは助っ人右腕に託す。
オリックス打線では主砲・吉田正尚選手に注目したい。2日の試合では無安打に終わったが、埼玉西武に対しては打率.440と驚異的な好相性を誇っている。さらに、埼玉西武・森友哉選手とは首位打者を争う関係性でもある。ライバルの前で自慢のフルスイングは炸裂するか、注目だ。
埼玉西武ではキャプテン・秋山翔吾選手のバットに注目したい。9月1日の試合では8月22日以来となる猛打賞を記録した。さらに、オリックスに対しては打率.386と相性抜群。打線の切り込み隊長として、1つでも多くのチャンスを作りたいところだ。
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