4月1日のオリックス戦で先発予定の武田投手、4日の阪神戦後はオープン戦登板は全て敵地
22日の全体練習後、福岡ソフトバンクの武田翔太投手がヤフオクドームのマウンドに上がり、堀内汰門捕手を相手に変化球を交えながら、51球のピッチングを行った。
ブルペンではなく、あえてマウンドに上がった理由を「本番(シーズン)前にヤフオクドームで投げておきたかったから」と説明した。
武田投手は4日にヤフオクドームで行われた阪神戦に先発したが、その後は北九州、神宮という敵地での先発が続いた。オープン戦最後の登板となる予定の25日の広島戦も、マツダスタジアムでの開催。
シーズン最初の登板となる4月1日のオリックス戦までに、本拠地のマウンドの感触を再度確認しておきたかったようだ。
工藤公康監督は「投げる感じをつかみたいということだった。それは投手の心理からすればあってしかるべきことだと思います」と、武田投手の志願のピッチングに理解を示した。
東浜巨投手、バンデンハーク投手がそれぞれ開幕を前に課題を残しているだけに、ローテ順で2人よりも先に投げる武田投手が安定感を欠くようでは、チームの流れも悪くなる。
開幕まで1週間。前日の内川聖一選手の特打のように、選手個々が自らやるべきことをやってしっかりと準備を整えていくしかない。
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