倒れこみながらグラブを出すと、打球はグラブの中へ
■埼玉西武 10-8 北海道日本ハム(28日・釧路)
埼玉西武の伊藤翔投手が、驚異的な反射神経であわや顔面直撃という危機を回避した。28日に釧路で行われた北海道日本ハム戦。4回に中田が放った強烈なピッチャー返しをキャッチした。
埼玉西武1点リードの4回2死一塁の場面。中田の放った強烈な打球は伊藤の顔面を襲う痛烈なライナーとなった。これに反応した伊藤。倒れこみながらグラブを出すと、打球はグラブに収まるファインプレーとなった。
一歩間違えば大事故となっていた打球だっただけに、自らの危機も回避するスーパーキャッチ。ヒット性の打球を捕られてがっかり様子の中田だったが、倒れこんでいた伊藤を心配して一言。すると、伊藤も同じ“翔”の名前の先輩に笑顔で会釈で返していた。
この場面を「パーソル パ・リーグTV」の公式Youtubeが動画で紹介。ファンからは「当たってたらやばいな」「ピッチャーライナーキャッチ史上最高」と捕った伊藤に驚くコメントとともに「翔さんが大丈夫?って心配するの好き」「中田の『大丈夫?』は好感持てる」「翔が翔に謝る奇跡のSHOWが見れました」と、同じ“翔同士”の2人のやり取りを喜ぶ声も上がっていた。
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