首痛でファーム落ちしていた期待の新人・藤岡裕選手
首痛でファーム落ちしていた千葉ロッテのドラフト2位・藤岡裕大内野手が21日室内の1軍練習に合流した。
この日の阪神戦は雨で中止。新人紹介が予定されていたため、ドラフト1位の安田選手らルーキーも顔を揃えた。藤岡裕選手は「1軍に呼ばれたわけではないが、(首の状態は)100%に近い。いけと言われれば、いつでも試合に出られる状態」とノックや打撃練習でも軽快な動きを見せた。
3日の札幌ドームでの北海道日本ハム戦で3安打したが、スライディングした際に反動で首筋を痛めた。それまで攻守に新人離れしたプレーを見せ、オープン戦は1試合のみだが打率.750。平沢選手、三木選手らを退け、遊撃開幕スタメンが有力だった。「最初は痛くて、首が動かなかった。4日ぐらいでよくなって、ファームに落ちて再発した」と振り返る。
温熱療法や超音波で回復につとめ、ほぼ完治した。井口監督は「本人とも話し、(試合出場には)問題ないと考えている。周りのコーチとも相談するが、名古屋には連れていきたい」とオープン戦の最後、23日から名古屋で行われる中日3連戦に帯同する模様だ。「実戦からブランクもある。実戦の感覚を取り戻すには、実戦です。開幕スタメンは諦めてないが、まずは1軍でしっかり力をつけてアピールしたい」と早期のオープン戦復帰を熱望した。
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