20日の試合では、中日にサヨナラ勝利し連敗を8で止めた福岡ソフトバンク。21日は同じカードで連勝を狙いたいところ。20日の模様を振り返りながら、21日の見どころを挙げていきたい。
【3月20日終了時 オープン戦成績】
福岡ソフトバンク→3勝8敗1分
20日、ヤフオクドームで行われた中日戦ナイター。先発の東浜投手は順調に立ち上がるものの、中盤に崩れて6回5失点。四死球でピンチを招き、満塁弾を浴びるなど苦しい投球となった。
一時は5点ビハインドとなり9連敗も見えてきたが、試合終盤に打線が中日の勝ちパターンを捉える。連打で2点を返した後、内川選手のオープン戦初安打となる2ランで詰め寄り、中村晃選手の先頭打者弾で追い付き、そして、川島選手のサヨナラ3ランで逆転勝利。怒とうの一発攻勢で、連敗を8で止めた。
モイネロ投手、森投手、サファテ投手といった中継ぎ陣も、打線を鼓舞するようにさすがの無失点リレーをつなぎ、結局6回からは1得点も与えず。投打で諦めることなくじわじわと追い上げ、3月4日以来の白星を手繰り寄せた。
鉄壁の中継ぎ陣や内川選手の痛快な一発や川島選手の勝負強い一振りなど、圧倒的な強さを誇った昨シーズンを思い起こさせるような戦いを、久しぶりに見せてくれた福岡ソフトバンク。
では21日はこの良い感覚を保ったまま、連勝を飾れるだろうか。連敗の印象を払拭し、「さすが」と言わしめる試合運びができるか、注目が集まる。
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