8月22日、東京ドームにて千葉ロッテ対楽天の第21回戦が行われる。21日は、3位・楽天が投手戦を制し4位・千葉ロッテとのゲーム差を2に広げた。カード勝ち越しをかけての一戦、どちらが勝利するのか。見どころを紹介していく。

【今季対戦成績】
千葉ロッテ→11勝7敗2分　楽天→7勝11敗2分

【千葉ロッテ】土肥星也投手 4試合1勝0敗 21回 15奪三振、防御率2.57
【楽天】美馬学投手 19試合7勝3敗 115回 90奪三振、防御率3.76

　千葉ロッテの先発は土肥星也投手。前回登板の福岡ソフトバンク戦では勝ち負けこそつかなかったが、7回無失点の快投を見せた。楽天との対戦は今季初となるが、前回登板のような好投を見せ、2勝目をつかみたい。

　土肥選手を援護したい千葉ロッテ打線からは中村奨吾選手に注目。今季は打率が低迷しているが、ここ11試合は連続安打を記録している。バッティングの感覚を取り戻し、終盤での巻き返しを狙いたい。

　対する楽天の先発は美馬学投手。千葉ロッテに対しては6試合に登板し2勝1敗だが、防御率は4.93とやや苦手にしている。2年ぶりの2桁勝利、キャリアハイの11勝に向けて、勝ち星を積み上げたいところ。苦手な相手にもしっかり試合を作りたい。

　打線で注目したいのは茂木栄五郎選手。21日は初回に安打を放つと、3回には先制の12号ソロを放り、マルチ安打を記録した。この試合でも1番打者としてチームを鼓舞する打撃が期待される。

文・丹羽海凪