8月17日、札幌ドームで北海道日本ハムと楽天の第19回戦が行われる。対戦成績を五分で迎えたこの一戦は、ペナントレースを占ううえで大事な試合となりそうだ。カード初戦を制し勢いに乗るのはどちらのチームか、見どころを紹介していく。
【今季対戦成績】
北海道日本ハム→9勝9敗 楽天→9勝9敗
【北海道日本ハム】有原航平投手 18試合11勝6敗 124.1回 127奪三振、防御率2.46
【楽天】菅原秀投手 7試合1勝2敗 30.1回 17奪三振、防御率2.97
北海道日本ハムの先発は有原航平投手。前回登板の10日ソフトバンク戦では、7回途中4失点で負けを喫し8月はまだ白星が付いていない。チームの連敗脱出と自身の最多勝に向け、勝利を掴みたい。
楽天は菅原秀投手が先発。7月15日オリックス戦で今季初勝利を挙げるも、ここ3試合は白星から遠ざかっている。前回対戦で負けを喫している北海道日本ハム相手に、リベンジを果たし約1カ月ぶりの白星を挙げられるか。
打線では北海道日本ハム・近藤健介選手と楽天・ブラッシュ選手に注目。近藤選手は8月の打率が.156と調子を落としている。今季の対戦で打率.344と相性の良い楽天戦で復調なるか。ブラッシュ選手は北海道日本ハム戦12試合に出場し打率.343、4本塁打、10打点と勝負強い打撃を見せている。チームの上位進出に向けて、大暴れしたい。
文・沼田悟
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