大技小技を絡め効果的に得点した楽天。セ王者・広島に連勝

パ・リーグ インサイト

2018.3.18(日) 16:35

静岡で行われている楽天と広島のオープン戦。2戦目となる今日、楽天の先発マウンドには岸投手が上がる。前回のオープン戦初登板では、4回を投げ4奪三振、無失点と好投している右腕は、昨季のセ・リーグ王者相手にどのような投球を見せるか。対する広島は、大瀬良投手が先発する。

試合は序盤から激しく動く。まずは1回裏、先頭・岡島選手の四球から2死2,3塁とすると、バッテリーエラーの間に岡島選手が本塁に生還し、先制点を挙げる。

2回表に松山選手の適時打が出て、1対1の同点となって迎えた裏の攻撃。楽天は1死から嶋選手の四球を皮切りに満塁の好機を作ると、2番・島内選手の犠飛で勝ち越しに成功。さらに2死1,3塁の場面から、オコエ選手が本盗を決めて1点を追加し、3対1と2点のリードを奪った。

1点差に迫られて迎えた5回裏、楽天は3番・銀次選手の安打から1死満塁の好機を作る。ここで、6番・アマダー選手の犠飛、7番・三好選手の適時打が飛び出し、5対2と楽天がリードを3点に広げた。

さらなる援護をもらった岸投手は6回の攻撃を3人で切って取り、6イニングスを投げ5奪三振、2失点という内容で降板。バトンを2番手・池田投手につないだ。

7回、8回の攻撃を被安打1、無失点に抑えた池田投手。9回には連打から2点を失ったものの、最後は1番・船越選手を三直に打ち取り試合終了。楽天が5対4で試合を制した。

昨日に続いて静岡の地で勝利を収めた楽天。10安打を放った打線では、1番・岡島選手が3安打と活躍し、オープン戦で好調を維持する内田選手も途中出場から安打を放った。

投手陣では、ローテーションの柱と先発の枠を争う右腕が揃って登板。先発した岸投手は、6イニングスを5奪三振、2失点という内容で上々の投球を披露。一方、2番手・池田投手は3イニングス目に2失点を喫する悔しい結果となるも、まずまずの結果を示した。

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