プロ2勝目をかけて14日千葉ロッテ戦で先発する
■北海道日本ハム – 千葉ロッテ(14日・東京ドーム)
北海道日本ハムのドラフト1位、吉田輝星投手は14日の千葉ロッテ戦(東京ドーム)で先発する。プロ3度目の登板で、1軍公式戦でパ・リーグ相手に投げるのは初めて。「大事な時期なので、練習のときはコミュニケーションを取りながらやっているんですけど、スイッチを切り替えてやれればいいなと思います」と意気込みを語った。
吉田輝は今季2試合に先発し、1勝1敗。6月12日の広島戦(札幌ドーム)で5回1失点に抑えてプロ初登板初勝利を飾ったが、同23日の中日戦(ナゴヤドーム)では3回5失点で初黒星を喫した。その後は腰の張りを訴えて6月末から2軍で調整していた。「ストレートの調子も上がっているし、変化球も上手く使えている。フォーム的にもしっくり来ている感じなので。今日も練習でちょっと良くなったので、明日しっかりできればと思います」と意気込んだ。
巨人が本拠地とする東京ドームは野球観戦を含めて、この日が初めてだった。「(出身地の)秋田は(テレビ中継で)ジャイアンツ戦しかやってないので」と少年時代は巨人ファンだった。「優勝する時の投げていた人はカッコいいなと思いました。山口さんはいましたね」と振り返った。「すぐに本塁打とか入るのと思うので、そこは気をつけたいなと思います」と一発を警戒した。
昨夏の甲子園で準優勝を飾り、“金農旋風”を巻き起こした。「野球のシーズンだし、去年だいぶ甲子園で活躍できたので。そういうイメージはある。すごいいい季節なので、この気持ちのまま明日もいい投球ができればいいなと思います」。昨夏のような気迫に満ちた投球でプロ2勝目をつかむつもりだ。
(Full-Count編集部)
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