一塁線を抜けそうな痛烈な打球を飛び込んでキャッチ
華麗な美技が飛び出した。埼玉西武のエルネスト・メヒア内野手が18日、本拠地での北海道日本ハム戦で見事なダイビングキャッチで失点危機を防いだ。
1回表、埼玉西武先発・ウルフ投手は2死まで簡単に奪ったが、3番・近藤選手に左翼線に二塁打を運ばれ、得点圏に走者を背負った。ここで打席に立ったのは4番・中田選手。3ボール1ストライクから外角低めの145キロ速球を振ると、鋭い打球が一塁線を襲った。
先制タイムリーになるかと思われた瞬間、この日「6番・一塁」で先発したメヒア選手が打球に向かって果敢にダイブ。打球をすっぽりグラブに収めると、すかさず立ち上がって自ら一塁ベースを踏んでアウトを奪った。
昨季は山川穂高選手の台頭もあり、113試合で打率.241、19本塁打、53打点と思うような活躍ができなかった4年目のメヒア選手。今季は出場機会を増やすためにも、オープン戦でアピールを重ねたい。
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