2度の満塁のチャンス生かせず、12日の直接対決3戦目に敗れると自力V消滅
■福岡ソフトバンク 2-0 北海道日本ハム(11日・ヤフオクドーム)
北海道日本ハムが痛恨の5連敗を喫した。11日に敵地ヤフオクドームで行われた福岡ソフトバンク戦。再三、チャンスを貰いながらもそれを生かせずにゼロ行進を続けて0-2で敗れた。首位福岡ソフトバンクとの直接対決に連敗し、その差を5.5ゲーム差に広げられた栗山英樹監督は試合後「勝ち切れないのは自分で受け止めて、前に進むしかないので」と語った。
3回には福岡ソフトバンク先発のミランダから3つの四球を選び2死満塁としたが、3試合ぶりにスタメンに復帰した中田が左飛に倒れた。4回には空いて守備の乱れと2つの四球で1死満塁の絶好機を得ながら、中島が中飛、西川が左飛に終わり、2度の絶好機を逃した。
その後も走者こそ出すものの、本塁は遠かった。3者凡退は2回と8回の2イニングだけ。5安打7四球と、7安打2四球だった福岡ソフトバンクよりも多く走者を出しながらもゼロ行進が続き、2点に抑えた投手陣を援護することができなかった。
3.5ゲーム差で迎えた首位との直接対決に連敗となり、その差は5.5ゲーム差に。「ボールの見極めはできているけど、細かいところのいいところ、悪いところはある。勝ち切れないのは自分で受け止めて、前に進むしかないので。必死になって1つずつやるしかない」と栗山監督。勝負の夏場に痛い5連敗。12日の3戦目も敗れると、自力V消滅となる。
(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)
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