今江選手が3安打3打点の大活躍。若手も躍動し、楽天が連敗脱出

パ・リーグ インサイト

2018.3.17(土) 17:56

静岡で行われた楽天と広島のオープン戦。楽天の先発マウンドには、ローテーション入りが確実視されている美馬投手が上がる。前回登板の埼玉西武戦は4回2失点だった。今日は開幕に向けて、さらに調子を上げていきたいところだ。対する広島の先発は岡田投手である。

初回、美馬投手は先頭の田中選手からスライダーで見逃し三振を奪うなど、広島打線を3者凡退に抑える上々の立ち上がりを披露。2回表には、安打と2つの四球で2死満塁のピンチを背負うも、低めに落ちるフォークで空振り三振を奪い、無失点で切り抜けた。

先制点が欲しい楽天は3回裏。先頭の8番・嶋選手、1番・島内選手の四球などで2死1,2塁の好機を作ると、3番・今江選手が中前適時打を放つ。さらに、続くウィーラー選手に適時二塁打が飛び出し、スコアを2対0として試合の主導権を握る。

しかし、直後の4回表。7番・エルドレッド選手に同点打を浴び、試合は振り出しに戻った。美馬投手は4回81球を投げて、被安打4、与四球3、奪三振6、失点2。開幕に向けて、少し物足りない投球内容となった。

試合は7回表に広島が1点を勝ち越し、2対3で迎えた7回裏。1点を追う楽天は、先頭の山下選手の二塁打と1番・島内選手、2番・ペゲーロ選手の連続四球で1死満塁の好機を演出し、ここで3番・今江選手が決勝の2点適時打。4対3と試合終盤で逆転に成功した。

さらに、8回裏にも7番・三好選手、8番・山下選手の連打で1点を追加。スコアを5対3とし、リードを2点に広げると、最終回はハーマン投手が広島打線を3者凡退に抑え、そのまま楽天が試合を制した。

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