栗山巧が逆転弾に好守の活躍! 楽天との接戦を制した埼玉西武が3位に浮上

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2019.8.7(水) 21:35

埼玉西武ライオンズ・栗山巧選手(C)パーソル パ・リーグTV
埼玉西武ライオンズ・栗山巧選手(C)パーソル パ・リーグTV

 8月7日、メットライフドームで行われた埼玉西武と楽天の13回戦は、4対3で埼玉西武が勝利。接戦を制してカード成績を五分に戻し、3位に浮上した。

 埼玉西武・榎田大樹投手、楽天・則本昂大投手の先発で始まった試合は初回、浅村栄斗選手の24号2ランで楽天が幸先よく先制。対する埼玉西武は1回裏、森友哉選手が「『SAVE LIONS DAY』の日にホームランが打ててよかった」と語る14号ソロを放ち、すぐさま1点を返した。

 以降は2イニング連続でスコアボードに0が並ぶ展開となったが、4回裏に埼玉西武が再び攻勢を仕掛けた。1死から中村剛也選手が安打で出塁すると、続く栗山巧選手が148キロの直球をジャストミート。快音を残した打球は、「よくのびてくれました!」という本人のコメント通り、美しいアーチを描く逆転の5号2ランとなった。

 ただ、楽天もこのままでは終わらない。6回表、2死から茂木栄五郎選手が二塁打を放つと、敵失で本塁に生還。中盤で楽天が試合を振り出しに戻した。なおも2死1,2塁としたものの、ここは埼玉西武の2番手・平井克典選手が粘って無失点で切り抜けた。

 7回もマウンドに上がった平井投手が無失点に抑えると、打線もこれに応える。7回裏、楽天の3番手・ハーマン投手に対し、四球などで2死満塁とする。ここで中村選手が勝ち越しの適時内野安打を放って埼玉西武がスコアを4対3とした。

 以降は埼玉西武が継投策を展開。8回裏をマーティン投手がピンチを背負いながらも無失点で抑えると、9回裏は守護神・増田達至投手が締め、4対3で試合終了。

 勝利した埼玉西武は、先発した榎田大樹投手が6回途中6安打3失点(自責2)の粘投。打線が2本塁打などで得点を挙げ、接戦を制した。敗れた楽天は先発した則本昂大投手が5回7安打3失点。「球数が多かったですし、2本目が余計でしたね。もう少し長く投げないとダメですね」と、淡々と語った。

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