8月7日の18時から、メットライフドームで埼玉西武と楽天の13回戦が行われる。昨夜の試合では、投打噛み合った楽天が埼玉西武に完封勝利を飾った。楽天がカード勝ち越しを決めるか、それとも埼玉西武が五分に持ち込むか。3連戦の2戦目の見どころを紹介する。
【今季対戦成績】
埼玉西武→4勝8敗 楽天→8勝4敗
【埼玉西武】榎田大樹投手 6試合2勝2敗 32回 18奪三振、防御率6.19
【楽天】則本昂大投手 4試合2勝2敗 25.1回 30奪三振、防御率2.13
埼玉西武の先発は榎田大樹投手が務める。前回登板した6月8日の横浜DeNA戦では、集中打を浴びて3回途中4失点で降板。二軍での調整を命じられてしまった。イースタン・リーグでは、7月27日の千葉ロッテ戦で、4回5奪三振無失点の好投を披露するなど、復調の兆しを見せている。約2カ月ぶりの一軍登板で功績を残し、3勝目を挙げたい。
埼玉西武打線では中村剛也選手に期待したい。楽天先発の則本昂大投手と対戦した7月24日の試合では、「6番・三塁手」として先発出場すると、6回裏に右本塁打を放ち、チームに活気を与えた。本試合でも楽天投手陣を攻める一発が拝めるだろうか。
対する楽天は則本昂大投手が先発。前回登板である7月31日北海道日本ハム戦では、勝負所を粘り切れずに逆転負けを喫してしまった。前回の顔合わせとなった7月24日の試合では、6回4安打3失点(自責1)の好投で2勝目を挙げているが、本試合でも埼玉西武打線を抑えきれるだろうか。
楽天打線では、浅村栄斗選手に期待したい。6日の試合に「3番・二塁手」として先発出場すると、1回裏、1死2塁の好機で適時二塁打を放ち、チームに先制点をもたらした。連夜の活躍で則本昂投手の3勝目を援護したいところだ。
文・今泉友香
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