【ファーム】打線爆発の千葉ロッテ首位浮上!  吉田裕太は1号含む3安打6打点

パ・リーグ インサイト

2019.8.2(金) 17:18

千葉ロッテマリーンズ・吉田裕太選手(C)パーソル パ・リーグTV
千葉ロッテマリーンズ・吉田裕太選手(C)パーソル パ・リーグTV

 8月2日、ロッテ浦和球場で行われたイースタン・リーグ公式戦、千葉ロッテ対楽天の13回戦は、千葉ロッテが17対4で圧勝。楽天と入れ替わり、イースタン首位に浮上した。

 千葉ロッテは初回、山口航輝選手と香月一也選手の連続長短打で幸先よく先制。ところが、楽天も2回表に内田靖人選手の二塁打をきっかけにチャンスを作り、内野ゴロの間に同点に追い付いた。

 3回裏、千葉ロッテ打線が火を噴いた。先頭の藤原恭大選手が安打と二盗を決めるなど無死1,2塁とし、香月一也選手が2打席連続の適時二塁打で2対1と勝ち越す。なおも安田尚憲選手が四球を選んで無死満塁とチャンスを拡大させると、バルガス選手の押し出し四球と、菅野剛士選手の併殺打の間にも追加点。さらに松田進選手、茶谷健太選手、吉田裕太選手の3連打で2点を加え、7対1とリードを広げる。

 続く4回裏も攻撃の手を全く緩めなかった。2死から四球の安田選手を一塁に置いて、5番・バルガス選手から5連打で5点を追加し、チームの得点は12点に。2イニング連続で打者一巡の猛攻を見せ、楽天先発・引地秀一郎投手を攻略した。引地投手はこの回で降板したが、マウンド上であふれる涙を止められない様子だった。

 千葉ロッテは、3回表から登板した2番手・石崎剛投手が3イニングを投げ、5奪三振の無失点と好リリーフ。すると、6回裏に女房役の吉田選手がレフトオーバーの1号3ランを放ち、15対1とさらに突き放す。

 楽天に7回表に3点を返された千葉ロッテだが、その裏に途中出場の高濱卓也選手と和田康士朗選手に適時打が飛び出した。そして13点リードの9回表を渡邉啓太投手がテンポ良く3者凡退で抑えた。

 19安打17点で快勝した千葉ロッテは、楽天と入れ替わってイースタン首位に浮上。敗れた楽天は、内田選手が3安打と意地を見せるも、先発した高卒新人の引地投手が4回12失点と涙のマウンドになってしまった。

  123456789 計
楽 010000300 4
ロ 10650320X 17

楽 ●引地秀一郎-木村敏靖-野元浩輝 
ロ 永野将司-○石崎剛-土居豪人-レイビン-渡邉啓太

◇ファームの中継を観るならパーソル パ・リーグTV。6球団の本拠地主催試合を放送中!
https://tv.pacificleague.jp/page/smp/service/

記事提供:

パ・リーグ インサイト

この記事をシェア

  • X
  • Facebook
  • LINE