福岡ソフトバンク・石川投手、ローテ入りへ“最後の望み"「純粋に打者に向かっていきたい」

Full-Count 藤浦一都

2018.3.17(土) 13:13

福岡ソフトバンク・石川柊太投手
福岡ソフトバンク・石川柊太投手

石川投手が17日千葉ロッテ戦先発。一番のポイントは「現状を意識しないこと」

16日、福岡ソフトバンクの先発陣が、東京への移動を前にヤフオクドームで練習。石川柊太投手は、先発ローテ入りに“最後の望み"をかけて、17日の千葉ロッテ戦(ZOZOマリンスタジアム)に先発する。

15日の巨人戦に先発した中田賢一投手が5回1失点と結果を残し、ローテ入りに大きく前進。中田投手と先発ローテ残り1枠を争ってきた石川投手は、前回登板(7日の埼玉西武戦)で4回を立ち上がりの1失点に抑えたものの、工藤公康監督からは「すべてを出し切ったようには見えなかった」と辛口の評価を受けていた。

“後がない状況"の中で、17日の千葉ロッテ戦に先発する石川投手は「現状を意識しないこと」をポイントに挙げた。

「今まで良かったとか悪かったとか、今の立場とか、アピールしなくちゃとか、そういうことを意識せずに純粋にマウンドでバッターに向かっていきたい」と言う。

石川投手は、ブレークを果たした昨シーズンを振り返りながら「去年は追い込まれるほどいいパフォーマンスができた。後がない時ほどいいものが出せるようにしたい」と語った。

残り1枠とされていた先発ローテだが、和田毅投手の調整が遅れているために状況は変化している。中田投手がローテ入りに前進しようとも、石川投手にもまだまだチャンスは残されている。

まずは練習試合を含めてまだ勝てていない千葉ロッテ相手に、しっかりと結果を残したいところだ。

記事提供:

Full-Count 藤浦一都

この記事をシェア

  • X
  • Facebook
  • LINE