オープン戦10試合で6勝4敗の楽天。スタートは好調でまだその貯金が残っているが、最近は調子を落とし、3連敗を喫してしまった。17日は、セ・リーグ王者・広島と対戦する。では16日の試合を振り返りつつ、広島戦の見どころを挙げていきたい。
【3月16日終了時 オープン戦成績】
楽天→6勝4敗
16日の試合では、先発した則本投手が6回4失点。エースとしては苦しい投球内容となった。これまで2試合に登板して失点0と、順調に調子を上げていた右腕だけに、開幕前に「膿が出た」と解釈するべきかもしれない。
誤算だったのはその後を受けた宋投手だろう。1イニングで8失点を喫し、チームは4対12で大敗した。なお3連敗中はいずれも2桁安打を浴びており、ハーマン投手、高梨投手、福山投手、松井投手らを除くブルペン陣の不安定さは懸念事項だ。真っ先に頭一つ抜けてくるのは誰なのか、注目したい。
また、打線においては内田選手が10試合連続安打中。打率.483でオープン戦首位打者、9打点で打点王と、シーズンでのブレイクを予感させるような圧倒的な活躍を見せ付けている。開幕一軍も当確となった内田選手。はたして11試合連続安打はなるのだろうか。
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