8月初戦はボルシンガー対K-鈴木。両先発の課題克服がカード勝ち越しのカギ

パ・リーグ インサイト

2019.8.1(木) 09:32

オリックス・バファローズ 吉田正尚選手(C)パーソル パ・リーグTV
オリックス・バファローズ 吉田正尚選手(C)パーソル パ・リーグTV

 8月1日、ZOZOマリンスタジアムで行われる千葉ロッテとオリックスの一戦。31日の試合では、試合序盤で主導権を握ったオリックスが千葉ロッテに快勝し、カード成績を五分に戻した。8月初戦は、早くもカード勝ち越しをかけた重要な一戦になるだろう。両チームの注目選手を紹介したい。

【今季対戦成績】
千葉ロッテ→6勝8敗 オリックス→8勝6敗

【千葉ロッテ】ボルシンガー投手 13試合3勝3敗 68回 58奪三振、防御率5.16
【オリックス】K-鈴木投手 12試合2勝5敗 66.1回 58奪三振、防御率3.80


 千葉ロッテの先発はボルシンガー投手だ。7月25日の福岡ソフトバンク戦では、6回途中2失点の投球を見せて3勝目を挙げた。ただ、被安打は2ながらも、与四球は5とやや制球に課題を残している。1日の試合では、制球力を取り戻してゴロの山を築きたいところだ。

 オリックスはK-鈴木投手をマウンドに送る。7月26日の福岡ソフトバンク戦では、7回1失点の好投を見せて、約2カ月ぶりの白星を挙げた。ここ3試合で4被弾を浴びているだけに、3勝目に向けては、どれだけ甘い球を減らせるかがカギになってくるだろう。

 千葉ロッテ打線では田村龍弘選手が調子を上げている。31日の試合では敗れたものの、2本の二塁打を放ってチームの追い上げに貢献した。6試合連続安打中の好調ぶりを発揮し、チームを勝利に導くことができるか。

 一方のオリックスでは、主砲・吉田正尚選手に注目だ。31日の試合では、1回表にいきなり先制の20号2ランを放って打線を勢いづけ、快勝を引き寄せた。7月は.350に到達する高打率を残しているだけに、8月もこの好調を維持したいところだ。

文・吉田貴

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