7月30日、オセアンバファローズスタジアム舞洲で行われたウエスタン・リーグ公式戦、オリックス対阪神17回戦は、オリックスが2対0でウエスタン首位の阪神に勝利した。チームは借金完済で勝率5割としている。

　オリックスは4回裏、3番・太田椋選手が安打で出塁すると、マレーロ選手の四球、杉本裕太郎選手の内野安打で無死満塁。ここで山足達也選手は、阪神先発・岩貞祐太投手の高めの球をレフトへ打ち返し、オリックスが1点を先制する。

　オリックス先発・東晃平投手は相手の中軸から連続三振を奪うなど、テンポの良い投球を披露。結局5回を投げ、被安打3、4奪三振の無失点と好投した。支配下登録されたばかり神戸文也投手は2番手で6回表に登板。153キロの直球で見逃し三振を奪うと、速球を武器に1イニング抑えた。

　追加点が欲しいオリックスは7回裏、杉本裕太郎選手が谷川昌希投手の初球をフルスイング。レフトオーバーの今季10号ソロで貴重な2点目を叩き込む。

　2点リードで試合は終盤へ。8回表、2死1,2塁のピンチを招いたが、この場面で登板した5番手・吉田凌投手が阪神4番・中谷将大選手を変化球で空振り三振に仕留める。9回表は漆原大晟投手が無失点で締め、オリックスが2対0で阪神に勝利。東投手は3勝目、漆原投手はリーグトップの12セーブ目を挙げた。

　 １２３４５６７８９ 計
神 ０００００００００ ０
オ ０００１００１０Ｘ ２

神 ●岩貞祐太-高橋聡文-谷川昌希-石井将希
オ ○東晃平-神戸文也-吉田一将-齋藤綱記-吉田凌-S漆原大晟　

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