8日の埼玉西武戦以来の複数安打「そういう日を増やしたいです」
■福岡ソフトバンク 9-2 オリックス(28日・ヤフオクドーム)
福岡ソフトバンクの上林誠知外野手が28日、オリックス戦の2回に10号2ランを放ち、3年連続2桁本塁打を記録した。
2日前の26日に豪快な9号ソロを放った上林が、2試合ぶりの一発。「いろいろとやっている中で、いい方向に来ていると思います。今年は結構逆(レフト)方向に打てていますが、ずっと左に打ちたいと思ってきたので、そういうところは成長を感じます」と語った。
さらに「ホームランだけじゃなくて、その後にもう1本(ヒットを)打てた。そういう日を増やしたいです」と、2本塁打を含む4安打を放った7月8日の埼玉西武戦以来となる複数安打にホッとした表情を浮かべた。
王貞治会長は、約20分の指導を行った26日から3日連続で上林の打撃練習を見届けていた。「今日は『いいぞ』と言われただけですけど、ああいう方に気を遣ってもらってありがたいです。結果で返すだけですね」と上林。実際に王会長に見守ってもらった3日間で2本塁打と結果を残している。ここからのビジター3カードでさらに勢いをつけて、王会長にいい報告をしたいところだ。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)
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