7月28日14時から、ヤフオクドームで福岡ソフトバンクとオリックスのカード最終戦が行われる。昨夜の試合は、終始オリックスが主導権を握る展開となり、福岡ソフトバンクは反撃及ばず3連敗を喫した。オリックスがカード全勝を飾るのか、見どころを挙げていこう。
【今季対戦成績】
福岡ソフトバンク→11勝5敗1分 オリックス→5勝11敗1分
【福岡ソフトバンク】ミランダ投手 11試合3勝3敗 53回 35奪三振、防御率4.58
【オリックス】竹安大知投手 4試合2勝0敗 26回 19奪三振、防御率2.42
福岡ソフトバンクの先発はミランダ投手だ。前回の顔合わせである5月5日の試合では本塁打を浴びて2失点も、打線の援護を得て勝利投手となった。しかし、最近3試合の登板ではわずかな失点が仇となり、白星を挙げられていない。本試合こそ勝負所を切り抜け、2カ月ぶり4勝目の吉報を地元ファンに届けたい。
福岡ソフトバンク打線では内川聖一選手に注目したい。オリックス・竹安大知投手と対戦した7月7日の試合では、全打席で安打を放つ相性の良さを発揮し、得点の好機を作った。本日もオリックス投手陣を攻略し、ミランダ投手を援護できるだろうか。
オリックスは竹安大知選手が先発を務める。前回の顔合わせである7月7日の試合では、7回9安打の猛攻を浴びるも2失点に抑える粘投を披露した。前回登板の7月20日埼玉西武戦では7回1失点の快投で試合を作っているだけに、本試合ではこの調子を維持し、福岡ソフトバンク打線を抑え切りたいところだ。
オリックス打線ではモヤ選手に期待したい。昨日の福岡ソフトバンク戦では初回から2ランを放つ活躍でチームを活気付けると、その後も安打を放つなどチャンスメイクにも貢献。存在感を放った。パ・リーグ最下位脱出を狙うチームのためにも、連日の活躍が望まれる。
文・今泉友香
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