7月27日の17時より、ZOZOマリンスタジアムにて千葉ロッテと楽天のカード2戦目が行われる。前の試合では、楽天が鮮やかな逆転劇を披露し、カード初戦をものにした。どちらも浮上のきっかけが欲しいだけに、落とせない一戦の見どころを紹介する。
【今季対戦成績】
千葉ロッテ→6勝5敗1分 楽天→5勝6敗1分
【千葉ロッテ】佐々木千隼投手 2試合1勝1敗 11回 6奪三振、防御率4.09
【楽天】菅原秀投手 4試合1勝2敗 15回 10奪三振、防御率3.60
千葉ロッテ先発は佐々木千隼投手だ。前回登板の20日の北海道日本ハム戦では、4回4失点と思うような結果が残せなかった。楽天とは2017年シーズン以来の対戦となるが、この年、勝ち星は挙げられていない。前回登板の課題を克服し、対楽天戦プロ初勝利を挙げたい。
楽天先発は菅原秀投手だ。前回登板の15日のオリックス戦では、5回2失点と試合を作り、先発として初めて勝ち星を挙げている。今季千葉ロッテとは初対戦になるが、安定した投球を披露できるか期待したい。
千葉ロッテ打線では新加入のマーティン選手に期待したい。走攻守がそろった助っ人は、昨日の試合で一軍初出場・初スタメンを果たすと、好返球で追加点を阻止するなど存在感を発揮した。打棒を買われての加入であることは言うまでもない。チームの梅雨空が明けない中、勝利に導く活躍を見せられるか。
楽天打線では、茂木栄五郎選手に注目したい。前日の試合では、タイムリーを含む2安打と好調を保っている。ここまで1番バッターとしてチームを牽引してきている切り込み隊長は、この試合でも得点に絡む活躍ができるだろうか。
文・小川和弥
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