上位を狙う楽天と埼玉西武。銀次と中村剛也は連夜の活躍なるか

パ・リーグ インサイト

2019.7.25(木) 09:30

東北楽天ゴールデンイーグルス・辛島航投手(C)パーソル パ・リーグTV
東北楽天ゴールデンイーグルス・辛島航投手(C)パーソル パ・リーグTV

 7月25日の18時から楽天生命パーク宮城で、楽天と埼玉西武の第11回戦が行われる。昨夜の試合は好機を逃さず逆転に成功し、逃げ切った楽天が勝利した。Aクラスを狙うために負けられない試合の見どころを紹介していこう。

【今季対戦成績】
楽天→7勝3敗 埼玉西武→3勝7敗

【楽天】辛島航投手 14試合6勝4敗 78回 61奪三振、防御率4.38
【埼玉西武】松本航投手 8試合4勝2敗 42.1回 26奪三振、防御率4.25

 楽天の先発は辛島航投手が務める。前回登板の7月17日オリックス戦では5回3失点も、味方の援護を得て6勝目を挙げた。最近の登板では、序盤から得点を許す苦しい展開が続いているだけに、今回こそ順調な立ち上がりを披露して試合を作れるだろうか。

 打線では銀次選手に期待したい。24日に逆転の3号2ランを放つなど8試合連続安打中で、打率.302をマークし、打線を活気づけている。その巧みなバットコントロールで、今季初顔合わせとなる松本航投手を打ち崩し、チームに勝利を導けるだろうか。

 埼玉西武は松本航投手が先発を務める。前回登板の7月7日の千葉ロッテ戦では、制球が定まらず、6回4失点(自責0)の内容で敗戦投手に。7月17日のイースタン・リーグ公式戦、対千葉ロッテ戦でも、中盤を粘り切れずに敗戦した。今日の試合では、安定した投球を披露して5勝目を手にしたいところだ。

 打線で注目したいのは中村剛也選手。7月24日の楽天戦では、4回表に安打を放って先制の好機を作ると、6回表には勝ち越しの16号ソロを放ち、楽天にプレッシャーを与えた。その勝負強さを存分に生かして連夜の活躍を見せ、松本航投手を援護したい。

文・今泉友香

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