【ファーム】田中和基が同点打。序盤の得点を守り抜いた楽天が埼玉西武に勝利

パ・リーグ インサイト

2019.7.24(水) 15:58

東北楽天ゴールデンイーグルス・田中和基選手(C)パーソル パ・リーグTV
東北楽天ゴールデンイーグルス・田中和基選手(C)パーソル パ・リーグTV

 7月24日、ウェルファムフーズ森林どりスタジアム泉で行われた楽天と埼玉西武のイースタン・リーグ公式戦、第15回戦は5対3で楽天が勝利した。

 楽天先発の弓削隼人投手は、2回まで無安打無四死球の完ぺきな投球を披露。対する埼玉西武先発の相内誠投手は、初回から2イニング連続で3者凡退に抑える立ち上がりを見せると、3回表、この回からマウンドに上った楽天の2番手・池田隆英投手から、水口大地選手、鈴木将平選手、佐藤龍世選手が3連打を放ち、埼玉西武が1点を先制した。

 しかし直後の3回裏に楽天打線がつながった。1死から岩見雅紀選手が安打、西巻賢二選手が四球を選び、1,2塁の場面で田中和基選手が適時二塁打を放ち同点に。なおも1死2,3塁から村林一輝選手が勝ち越しの2点適時二塁打、続く小郷裕哉選手、卓丸選手にも適時打が生まれ、この回一挙5得点。相内投手を攻略して4点のリードを握った。

 追う埼玉西武は4回表、山野辺翔選手の内野ゴロの間に1点を返すと、6回表には2死から西川愛也選手が三塁打、続く水口選手にタイムリーが生まれ2点差に詰め寄る。相内投手も4回以降は得点を許さず、スコアは3対5で終盤へ突入した。

 2点リードの楽天は、7回途中から3番手・寺岡寛治投手が無失点でつなぐと、8回表は近藤弘樹投手、9回表は宋家豪投手がそれぞれ無失点で抑え、5対3で試合終了。

 勝利した楽天は、2番手の池田投手が4.1回3失点と苦しみながらも、打線の援護に恵まれ2勝目。敗れた埼玉西武は、先発の相内投手が6回から3イニング連続で3者凡退に抑えるなど奮闘したが、打線が捉えきれず、8回9安打5失点の内容で完投負けを喫した。

  123456789 計
西 001101000 3
楽 00500000X 5

西 ●相内誠
楽 弓削隼人-○池田隆英-寺岡寛治-近藤弘樹-S宋家豪

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