終盤にまたも逆転弾を浴びる。福岡ソフトバンクが巨人に3連敗

パ・リーグ インサイト

2018.3.15(木) 21:36

福岡ソフトバンクと巨人のオープン戦3連戦、最終戦。福岡ソフトバンクはここまで8試合2勝5敗1分と、苦しい戦いが続いている。巨人に2連敗を喫して迎える今日、勝利を託された先発投手は、中田投手だ。先発ローテーション6番手をめぐる争いに勝ち抜くため、結果を求められるマウンドとなる。対する巨人の先発はエース・菅野投手だ。

まず試合を動かしたのは巨人だった。中田投手は2回表、ゲレーロ選手にソロを浴びて先制を許す。ただ、これで1点を失って以降は、巨人打線を無得点に抑える粘りの投球を見せた。決め球のフォークで、4回表には3者連続三振。結果的に5回を投げて1安打7奪三振という内容でマウンドを降りた。

中田投手を援護したい福岡ソフトバンク打線は5回裏、2死から8番・甲斐選手が二塁打で出塁すると、9番・城所選手も安打で続き、1,3塁の好機を演出。ここで絶好調の1番・今宮選手が右前に適時打を放って同点に追い付き、2番・髙田選手が勝ち越し打を放つ。4連打の猛攻を見せ、試合を2対1の1点リードで折り返した。

しかし、7回表のマウンドに上がったルーキー・高橋投手が、長野選手に逆転2ランを浴びてしまう。9回表にも1点を追加され、スコアは4対2となる。試合終盤に点差を広げられ、何とか意地を見せたい福岡ソフトバンクだったが、巨人救援陣の前に得点ならず。

試合は4対2で巨人が勝利し、福岡ソフトバンクはこのカード3連敗となった。ただ、敗れた試合はいずれも僅差であり、今日の試合でも中田投手の投球や5回裏の逆転劇など、随所に明るい話題も見つけることができた。オープン戦と言えども、次は勝利を期待したいところだ。

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