7月15日、タマホームスタジアム筑後で行われた福岡ソフトバンクと中日のウエスタン・リーグ公式戦は、10対2で福岡ソフトバンクが快勝。今日が実戦復帰となった今宮健太選手に適時打が飛び出すなど、2桁得点の猛攻で中日を圧倒した。
福岡ソフトバンクは2回裏に大きく切り込んだ。4番・江川智晃選手が四球で出塁し、続く増田珠選手の左前打で無死1,3塁とすると、6番・田城飛翔選手の適時打に相手の失策も絡み2点を先制する。その後も九鬼隆平選手、そして今日が実戦復帰となった今宮健太選手にも2点適時打が飛び出し、この回一挙5得点で中日を突き放した。
援護をもらった福岡ソフトバンク先発・笠谷俊介投手は、4回表に中日の福田永将選手、A・マルティネス選手に適時打を放たれて2点を失うものの、それ以外は粘りの投球を見せ、7回2失点でマウンドを後に託した。
7回裏、福岡ソフトバンク打線はさらなる猛攻を仕掛ける。先頭の三森大貴選手が相手の守備の乱れの間に出塁すると、続く九鬼隆平選手がフェンス直撃の適時三塁打で1点を追加。さらに古澤勝吾選手が四球で出塁すると、2番・真砂勇介選手が3号3ランを放つ。8回裏には代打・市川友也選手にも第1号のソロが飛び出し、10対2と中日を完全に突き放した。
9回表は福岡ソフトバンクの3番手・重田倫明投手が走者を背負うものの、無失点に抑えて試合終了。福岡ソフトバンクと中日の試合は、10対2で福岡ソフトバンクが勝利した。投げては先発・笠谷投手が7回2失点の好投、打っては打線が本塁打2本を含む10得点の猛攻。投打の噛み合った福岡ソフトバンクが完勝を収めた。
123456789 計
中 000200000 2
ソ 05000041 X 10
中 ●松葉貴大-笠原祥太郎
ソ ○笠谷俊介-奥村政稔-重田倫明
◇ファームの中継を観るならパーソル パ・リーグTV。6球団の本拠地主催試合を放送中!
https://tv.pacificleague.jp/page/smp/service/
文・粟盛優佳
記事提供: