5回6安打無失点で6K、千葉ロッテ井口監督は「次回は行ける」
オリックスの新外国人投手アルバースが、14日のZOZOマリンでの千葉ロッテ戦でさすがの制球力を見せた。先発して千葉ロッテ打線に6安打を許したが、ツーシームを中心にカーブ、スライダーを低めに集め、5回70球で三振6個を奪い無失点に抑えた。
初回2死2塁では4番の井上選手を高めのつり球で空振り三振。2回2死1,3塁のピンチにもフルカウントから根元選手にファウルで粘られたが、チェンジアップで空振り三振を奪った。
開幕2カード目が千葉ロッテ戦で、先発の可能性がある。千葉ロッテ井口監督は「テンポのいいピッチャーだが、まっすぐ中心なので、次回は行けると思います」と話したが、アルバース投手本人は「(千葉ロッテ打線を)打ち取れたことは、少しは自信になる。コントロールの良さが強み。それを生かしていい結果になった」と話す。WBCのカナダ代表で、メジャー通算7勝6敗だが、そのうち5勝は昨年マリナーズで挙げた。「マウンドは少しソフトで穴が掘れ、苦労したが、うまくアジャストした」とZOZOマリンでの相性の良さも強調していた。
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