7月10日、ヤフオクドームで福岡ソフトバンクと埼玉西武の第14回戦が行われる。前日の試合では、福田秀平選手が逆転の本塁打と上林誠知選手の適時打で初回に3点を奪った福岡ソフトバンクが僅差を投げ勝ち、連勝を飾った。シーズン前半戦の最後の試合を白星で飾るのは鷹か獅子か。見どころを紹介していく。
【今季対戦成績】
福岡ソフトバンク→8勝5敗 埼玉西武→5勝8敗
【福岡ソフトバンク】和田毅投手 4試合2勝1敗 22.1回 14奪三振、防御率2.82
【埼玉西武】ニール投手 6試合3勝1敗 30.2回 15奪三振、防御率4.11
福岡ソフトバンクの先発は和田毅投手。6月23日の試合で今季初勝利を飾った和田投手は、現在自身2連勝中。前回登板の7月3日の試合では、7回無失点と好投を見せている。今季初対戦となる強力な埼玉西武打線を抑え込み、自身とチームの連勝を伸ばせるか。
埼玉西武の先発は、福岡ソフトバンクとは今季初対戦となるニール投手。前回の登板では6回無失点と好投しており、ニール投手も2連勝中。この2試合では自責点は1点以下に抑えている。福岡ソフトバンク打線をねじ伏せ、味方の援護を待ちたい。
福岡ソフトバンク打線で注目すべきは、福田秀平選手だ。前日の試合では逆転の2ラン本塁打を放っているほか、右投げの投手に対して打率は3割超と好相性。ニール投手を打ち崩し、連夜のヒーローとなれるか。
埼玉西武打線で注目したいのは、源田壮亮選手。前日の試合で適時内野安打を放ち4試合連続安打と好調なほか、水曜日の打率は脅威の.412。左投げの投手に対しても打率3割超と好条件の揃う中、定評のある走塁や守備でも獅子奮迅の活躍を見せ、シーズン前半の最終戦を白星で飾りたい。
文・粟盛優佳
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