第1打席で左翼線を破る二塁打も…その後3打席は凡退、連勝は「2」で止まる
■アストロズ 4-0 エンゼルス(日本時間7日・ヒューストン)
エンゼルスの大谷翔平投手は6日(日本時間7日)、敵地アストロズ戦に「3番・DH」で4試合連続スタメン出場した。初回の第1打席で6戦連続安打となる左翼線への二塁打を放ち、4打数1安打。4点を追う8回満塁の絶好機で打席が回ったが、三邪飛に倒れた。チームは0-4で敗れ、2連勝でストップ。再び貯金がなくなり、勝率5割となった。
この日の相手先発は今季8勝5敗、防御率3.28、奪三振数リーグトップのゲリット・コール投手。エンゼルスにとっては、前日の通算214勝右腕ジャスティン・バーランダー投手に続く剛腕との対決となった。
バーランダーからは25歳のバースデー弾を放っていた大谷。初回2死走者なしで迎えた第1打席は、カウント1-1からコールの内角へのナックルカーブを逆方向に運んだ。打球は右寄りの“大谷シフト”の逆を突いて三塁線を破る。快足を飛ばして二塁に到達。今季最長タイの6試合連続安打とした。
第2打席は3回2死走者なしで内角低めへのスライダーに空振り三振。2点を追う6回1死一塁の第3打席では、100マイル(約161キロ)をファウルにするなど粘ったものの、最後はフルカウントから8球目の99マイル(約159キロ)の直球を打ち、シフトを敷いていた遊撃手ブレグマンの正面を突く遊ゴロに倒れた。
エンゼルスは4点を追う8回、2番手プレスリーから1死満塁の絶好機を作り、大谷に打席が回る。しかし、1ボールから97マイル(約156キロ)の高め直球を打ち三邪飛。チャンスを活かすことができなかった。
試合前までの直近11試合では、37打数17安打の打率.460、7得点、4二塁打、4本塁打、6打点と圧巻の成績を残していた大谷。この日は1安打で打率は.307、OPS(出塁率+長打率).926となった。エンゼルスはコールに7回3安打9奪三振2四球無失点に抑え込まれ、完封負け。3連勝はならなかった。
(Full-Count編集部)
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