オープン戦ここまで7試合で2勝4敗1分の福岡ソフトバンク。若手を中心としたメンバーで戦っているものの、やや苦しんでいる印象。今度こそ王者の貫禄を見せ付けられるのか、14日にホームで巨人を迎え撃つ試合の見どころを見ていきたい。

【3月13日終了時 オープン戦成績】
福岡ソフトバンク→2勝4敗1分け

大分で行われた13日の試合では、43イニングスぶりに適時打が飛び出して優位に試合を進めたものの、終盤に満塁弾を浴びて大逆転負けを喫した。

しかし、開幕に向けて好材料もあった。先発した東浜投手は4回1失点とまずまずの投球。課題は多いが、課題が明確になったことそれ自体が大きな収穫だろう。一方で、打線は15安打7得点と今季最多得点をマーク。柳田選手は相変わらず頼もしい打棒で2打席連続適時打を放っている。

14日は本拠地に戻っての試合。対戦相手は引き続き巨人だ。打線の好調さを維持しながら、層の厚い自慢の投手陣が相手打線を抑えられるか。投打がかみ合った試合展開を見せたい。

ここまでは昨季の日本一チームらしからぬ姿を見せているが、まだ焦る時期ではない。ここから主力が合流して、新進気鋭の若手とどのようにチームを作り上げていくのか、期待は高まるばかりだ。