千葉ロッテ「井口野球」が着実に浸透 エンドラン、バントに「いい塁の出方」も

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2018.3.13(火) 21:45

千葉ロッテ・井口資仁監督(C)Full-Count
千葉ロッテ・井口資仁監督(C)Full-Count

オリックスに逆転勝利、オープン戦は7試合で5勝1敗1分

オープン戦残り9試合。千葉ロッテの井口資仁監督は「バント(のサイン)は全選手にあると伝えている。エンドランを含めて色んなサインを出していく」と宣言した。

13日のZOZOマリンのオリックス戦。0対2の4回1死1塁で相手先発・金子千尋に対して「コントロールのいいピッチャーは足で崩すしかない」とエンドランのサイン。平沢選手が期待に応えて三遊間を破り、ここから3点を奪って逆転。最後は4対2で快勝した。

2点リードの8回無死1塁では、その打席まで打率.450の3番・中村選手に送りバントのサイン。投前バントは二塁封殺で送れはしなかったが、貪欲に1点をとりにいくスタイルの一端を見せた。

指揮官は「追い込まれても粘って歩く。ヒットと同じ価値がある。ボール球を打たないというのは一貫したテーマ」と、オリックス・金子千尋投手、小林投手から奪った6四球を評価。オープン戦7試合で5勝1敗1分。13残塁には不満も残るが「攻め方として、いい塁の出方をみんなしている」と「井口野球」の浸透を喜んだ。

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