63球で3安打の快投「ローテで回ってもらわなきゃいけないピッチャー」
ローテーションの一角を担うロッテ二木康太投手が尻上がりに調子を上げてきた。
13日、ZOZOマリンのオリックス戦に2番手で登板し、5回から4イニングスを投げて63球3安打無失点。直球のMAXは142キロだったが、井口監督は「まだ真っ直ぐが来ていない。ローテで回ってもらわなきゃいけないピッチャー。そこに向けてしっかり調整してほしい」と、開幕までの課題をやはりストレートの強さに置いた。
二木投手自身も十分わかっており、「変化球よりはまず真っ直ぐ」とストレートのスピードアップが急務になる。甘い球がファウルになったり、風で戻されたりとラッキーな部分もあったが、7回無死1塁でマレーロ選手を空振り三振にとったフォークはキレがあった。
「リリースの時に、しっかり力が(球に)伝わるようになって、多少は良くなってきた」と二木投手。2月21日の広島戦(沖縄・練習試合)では先発して3回5失点の乱調で心配されたが、球持ちの良さという持ち味は徐々に発揮している。
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