15安打7得点の猛攻も、終盤にまさかの大逆転。苦しむ福岡ソフトバンク、オープン戦3勝目ならず

パ・リーグ インサイト

2018.3.13(火) 16:58

大分で行われた福岡ソフトバンク対巨人のオープン戦。福岡ソフトバンクの先発は、東浜投手だ。オープン戦ながら、ここまで苦しい戦いが続いているチームのためにも、その投球でチームを勢い付けたいところだ。

1回裏、2死1塁の場面から、4番・柳田選手が右中間を破る適時三塁打。頼れる男のバットで、43イニングスぶりの適時打を生み出した。3回表に同点に追い付かれたものの、続く3回裏に柳田選手がまたも適時打を放って、勝ち越しに成功した。

さらに5回裏、本多選手のソロと福田選手の適時打で2点を追加すると、2死1,3塁から大分出身の甲斐選手にも適時打が生まれる。この回3点を挙げ、5対1と試合を大きくリードした。

東浜投手は全体的な制球に苦しみながら、4回1失点。開幕投手に向けてまだまだ多くの課題を残す形とはなったものの、先発として試合を作った。その後2点差に迫られたものの、7回裏に高田選手と甲斐選手に連続適時打が飛び出し、再び点差を7対3の4点リードに戻した。

逃げ切りたい福岡ソフトバンクだったが、試合終盤にまさかの展開を迎える。8回表、1点を失った3番手・野澤投手が、巨人のルーキー・田中俊選手にまさかの逆転満塁弾を浴びてしまう。試合は一転して8対7と巨人が1点リードする形となった。

反撃に出たい福岡ソフトバンクだったが、好機を演出するも後続が倒れて得点ならず。試合は8対7で巨人が勝利した。

終盤に逆転を許し、悔しい敗戦となった福岡ソフトバンク。しかし、昨日までなかなか得点を挙げられていなかった打線が復調の兆しを見せていることは好材料だろう。明日も巨人との一戦が予定されている。オープン戦といえども、勝利に期待したいところだ。

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