阪神石崎、千葉ロッテ高野のトレードが成立、井口監督も期待寄せる
千葉ロッテは4日、阪神との交換トレードで石崎剛投手を獲得したことを発表した。京セラドームでのオリックス戦を前に井口監督は「力のある投手。サイド気味に投げるので打者としては嫌なタイプ。(ここまで)中継ぎがだいぶ投げているので、早く1軍に上がって結果を出してくれれば」と、期待を寄せた。
石崎は7日に入団会見が予定されているが「実際に見ていないので(状態などを)確認してから。決まったばかりのことなので、投手コーチと相談してから」と、合流即起用については明言を避けたものの、終盤へとつなぐ6、7回での起用を考えている模様だ。
また今回のトレードで阪神へと移籍する高野圭佑投手については「キャンプから頑張ってくれていたし、開幕時には抑え候補でもあった。上ではなかなかチャンスはなかったが、ボールはいいので頑張ってほしい」と、新天地での活躍にエールを送った。
交流戦あたりから、登板過多の影響からかリリーフ陣が踏ん張りきれず接戦を落とすケースがあった千葉ロッテ。重い直球を武器に持つ石崎の加入が後半戦の起爆剤となるか。
(岩国誠 / Makoto Iwakuni)
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