田嶋大樹と小島和哉が同世代左腕対決。オリックス新戦力・モヤにも注目

パ・リーグ インサイト

2019.7.4(木) 09:31

オリックス・バファローズ モヤ選手(C)パーソル パ・リーグTV
オリックス・バファローズ モヤ選手(C)パーソル パ・リーグTV

 7月4日、京セラドーム大阪ではオリックスと千葉ロッテの第12回戦が行われる。3日の試合は、序盤に主導権を握った千葉ロッテが12対6で勝利を収めた。カード勝ち越しが懸かる一戦の見どころを紹介する。

【今季対戦成績】
オリックス→6勝5敗 千葉ロッテ→5勝6敗

【オリックス】田嶋大樹投手 3試合1勝0敗 17回 16奪三振、防御率1.06
【千葉ロッテ】小島和哉投手 1試合0勝1敗 2回 1奪三振、防御率31.50

 オリックスの先発は田嶋大樹投手だ。交流戦で今季初登板を果たし、ここまで防御率1点台と快投を続けている。今季初対戦となるパ・リーグのチームに対しても変わらぬ投球を見せ、白星を積み重ねたい。

 打線ではモヤ選手に焦点を当てたい。3日の試合に「6番・指名打者」として移籍後初出場を果たすと、第1打席に右翼席へ飛び込む同点の1号ソロを放った。新天地で鮮烈なデビューを飾った大砲に今日も期待が膨らむ。

 対する千葉ロッテの先発は、ドラフト3位ルーキーの小島和哉投手。開幕6試合目、プロ初登板初先発した4月4日の埼玉西武戦では、2回7安打8失点とプロの洗礼を浴びた。その後は二軍で登板を重ね、12試合、67.1回を投げ防御率2.00と結果を残し、再び先発の機会を勝ち取った。今日の登板でプロ初勝利を挙げたい。

 打線では鈴木大地選手に期待したい。今季は、右投手の打率.297に対し、対左投手の打率は.319と、左投手に相性の良さを見せている。シーズン打率もリーグ5位の.303とチームを引っ張っている2番打者に注目だ。

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