モヤは昨季中日に加入したが、今季はわずか7試合出場止まりだった
オリックスは30日、中日との交換トレードで松井雅人捕手と松井佑介外野手を、また金銭トレードでスティーブン・モヤ外野手を獲得したと発表した。オリックスの松葉貴大投手と武田健吾外野手が中日へと移籍する。
オリックスは伏見寅威捕手が6月18日の巨人戦でアキレス腱を断裂し離脱。編成面で捕手の人数が不足しており、補強の可能性が浮上していた。また、今季加入したメネセスがドーピング違反により1年間の出場停止となっていた。
松井雅は中日で昨季チーム最多の92試合に出場していたが、今季は若い加藤匠馬捕手の台頭もあり、出番が減少、今季はここまで20試合の出場にとどまっていた。モヤは昨季、新助っ人として中日に加入。今季は外国人枠の兼ね合いもあって、出場機会が限られ、1軍出場は7試合に止まり、打率.227、1本塁打3打点の成績だった。
捕手と強打の野手を補強したいオリックスと、投手力を強化したい中日の思惑が合致し、トレードが成立した。
(Full-Count編集部)
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