7回2死で登板すると、その直後に味方が逆転に成功
■福岡ソフトバンク 4-3 北海道日本ハム(30日・札幌ドーム)
福岡ソフトバンクの2015年ドラフト1位高橋純平投手が、球団史上初となるプロ初勝利から連日2連勝をマークした。30日、敵地・札幌ドームで行われた北海道日本ハム戦。1点ビハインドの7回2死一塁で登板し無失点で切り抜けると、その直後に味方打線が逆転に成功して2勝目が転がり込んだ。
1点ビハインドの7回2死一塁で、北海道日本ハムの4番中田を迎えたところで高橋純はマウンドに上がった。「2アウトで回ってきたのでこの打者で終わらせると三振を取りに行きました」。2ボール2ストライクから、外角いっぱいの真っ直ぐで、中田に手を出させずに見逃し三振に奪った。
直後の8回にグラシアルの適時二塁打で追いつき、松田宣の遊ゴロの間に勝ち越しに成功。打者1人を打ち取った高橋純に白星が転がり込んだ。前日も7回途中から登板し、1回2/3を無失点に封じると、味方打線が逆転し、プロ初勝利をマーク。球団史上初となるプロ初勝利からの2日連続勝利投手となった。
試合後、初のヒーローインタビューに立った高橋純は前日の初勝利を振り返り「先輩方に感謝でしたね。勝てると思ってなかったので嬉しかったです」とコメント。2日連続で味方が逆転しての勝利投手に「ツイテるなと思います。(球団史上初?)嬉しいです」と、表情をほころばせていた。
(Full-Count編集部)
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