連敗ストップ目指す楽天。千葉ロッテは1カ月半白星なしの涌井秀章が先発

パ・リーグ インサイト

2019.6.29(土) 09:31

千葉ロッテマリーンズ・涌井秀章投手(C)パーソル パ・リーグTV
千葉ロッテマリーンズ・涌井秀章投手(C)パーソル パ・リーグTV

 6月29日14時から、楽天生命パーク宮城で楽天対千葉ロッテの3連戦・第2戦が行われる。昨日の試合では、守護神・松井裕樹投手が打たれて逆転負けを喫した楽天。千葉ロッテが勢いのまま連勝するか、本拠地で楽天が連敗を止めるか。見どころを見ていこう。

【今季対戦成績】
楽天→4勝5敗 千葉ロッテ→5勝4敗

【楽天】美馬学投手 12試合5勝3敗 69回 50奪三振、防御率4.57
【千葉ロッテ】涌井秀章投手 12試合3勝4敗 70.2回 56奪三振、防御率4.20

 楽天の先発は美馬学投手が務める。前回の顔合わせである5月17日の登板では、7回途中6失点と悔しさの残る結果に終わった。前回登板6月19日の阪神戦も3回4失点で降板しているだけに、本試合は立ち上がりに注意したい。

 対する千葉ロッテの先発は、楽天戦初登板の涌井秀章投手だ。前回の登板である6月18日の広島戦では6回2失点(自責1)の好投を披露したものの、打線の援護が得られなかった。交流戦では白星がなかった同投手。5月8日以来となる勝利を挙げられるだろうか。

 楽天打線では銀次選手に注目。交流戦では打率.313の好成績を残し、打撃好調の様子だ。とりわけ激しい点取り合戦となった6月22日の横浜DeNA戦では、猛打賞の活躍。本試合でも好調を維持し、美馬投手を援護したい。

 千葉ロッテ打線の注目は鈴木大地選手だ。交流戦では打率.368の好調ぶりで、日本生命賞に輝いた。対戦打率3割超と得意としている楽天から、今日も価値ある得点をもぎ取りたい。

文・今泉友香

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