オープン戦6試合で打率.500
オリックスのドラフト8位ルーキー・山足達也内野手が11日、埼玉西武とのオープン戦に途中出場し2打数2安打1打点の活躍を見せた。これでオープン戦は6試合に出場し12打数6安打、打率.500。福良監督も「(1軍)そのレベルにあるし、レギュラー争いじゃないですか」と称賛し、開幕1軍入りをほぼ当確させた。
勝負強い打撃を見せたのはドラフト8位ルーキーだった。6回無死2塁。フルカウントからの9球目。「上手くヘッドが走って結構、打球が伸びました」と、真ん中低めのチェンジアップに食らいついた打球は左翼フェンスを直撃するタイムリー二塁打となった。
さらに8回2死走者なしで迎えた第2打席では右中間を破る三塁打。これでオープン戦打率は驚異の5割と、猛アピールを見せている。開幕1軍入り、それどころか開幕スタメンも狙える状況だが「周りの選手を見ていても、自分はまだまだです」と浮かれる様子はない。
4回から代走で出場し、ポジションは試合では「人生初めてです」という一塁だった。本職は二遊間だが、打撃と足を生かすため首脳陣は捕手以外の内野全ポジションの用意をさせている。福良監督も「どこで使おうかな。大城、安達を含めてどんどん競争してもらいたい」と笑顔だった。
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