OP戦初安打はまたお預け、高校時代のライバル桜井にも三振喫す
北海道日本ハムの清宮幸太郎内野手のオープン戦初安打は、またもお預けとなった。11日に行われた横浜DeNAとのオープン戦(鎌ヶ谷)。清宮選手は「7番・DH」で先発出場したが、この日はまさかの4打席連続三振を喫して4打席ノーヒット。これでオープン戦7試合、19打席連続無安打が続いている。
この日は、2回の第1打席では、横浜DeNAのドラフト1位・東克樹投手のスライダーにタイミングが全く合わずに空振り三振。4回2死1塁での第2打席は、左腕の高めの真っ直ぐにバットが空を切り、空振り三振に倒れた。
6回2死満塁での第3打席は、早実時代に凌ぎを削り合った日大三高出身の桜井周斗投手と対戦。スライダー2球を空振り、ファウルと追い込まれると、3球目は外角低めいっぱいのストレート。これに手が出ずに、見逃しの3球三振に終わった。
第4打席は、9回の先頭打者でバッターボックスに。6番手の2年目の進藤拓也投手と対戦した。初球はボール、2球目は外のスライダーを見逃し、3球目は真ん中低めのスライダーをファウルで追い込まれた。4球目のボールで2ボール2ストライクとなると、5球目の真っ直ぐで空振り三振。まさかの4打席連続三振に終わった。
試合は北海道日本ハムが同点で迎えた9回に1死1,3塁とチャンスを掴むと、途中出場の杉谷拳士選手が中堅への飛球。三塁走者の清水優心選手がサヨナラの本塁を狙ったが、中堅の神里和毅選手の好返球で刺され、タッチアウトに。引き分けでゲームセットとなった。
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