マルティネス投手が5回1失点と好投。横浜DeNAとの2戦目は引き分けに終わる

パ・リーグ インサイト

2018.3.11(日) 18:15

鎌ケ谷スタジアムで行われる北海道日本ハムと横浜DeNAのオープン戦は今日が2戦目。北海道日本ハムの先発マウンドには、新外国人のマルティネス投手が上がる。前回登板では3回を投げ4失点と本来の実力を発揮できなかっただけに、今日の登板でアピールしたいところ。対する横浜DeNAはドラフト1位ルーキー・東投手が先発する。

2回に宮崎選手の本塁打で1点を失ったものの、北海道日本ハムの先発・マルティネス投手は落ち着いた投球で後続を断ち、5回80球を投げ、被安打5、奪三振3、与四球1、1失点という内容で先発の役割を果たす。

一方の打線は、新鋭・東投手をなかなか攻略することができず、5回までに放った安打は初回、先頭・西川選手の1安打のみ。0対1と1点のリードを許したまま、中盤5回を終えた。

6回裏、北海道日本ハムは横浜DeNAの3番手・櫻井投手を攻め、2死満塁の好機を迎える。ここで打席には清宮選手。高校時代に1試合5三振を喫した相手との対決に期待が高まったものの、この打席でも三振を喫する悔しい結果に終わり、得点とはならなかった。

両チームの投手陣が好投し、こう着状態となったかに見えた試合。動かしたのは北海道日本ハムだった。8回裏、横浜DeNAの5番手・三上投手を攻め立て2死1,2塁とすると、暴投の間に2塁走者・中島卓選手が一気に生還。終盤にきて試合を振り出しに戻した。

さらに9回裏、連打で1死1,3塁と絶好機を作ったものの、杉谷選手の中飛でホームを狙った3塁走者・清水選手がタッチアウトとなり、サヨナラとはならず。1対1の同点のまま、試合は引き分けに終わった。

緊迫した投手戦となった今日の試合。新外国人のマルティネス投手が好投し、開幕に向けて結果を残した。また、2番手以降の5投手は接戦の中で無失点に抑える上々の内容で、試合終盤の同点劇を演出した。

一方、前日10得点を挙げた打線は、横浜DeNA投手陣の前に5安打、1得点に終わる結果に。しかしその中でも、9回に代打で出場した16年目・矢野選手が安打を放ち、存在感を示した。

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