楽天、好機を生かせず横浜DeNAに完封負け。岸孝之は6回2失点で今季2敗目

パ・リーグ インサイト

2019.6.23(日) 15:52

東北楽天ゴールデンイーグルス・浅村栄斗選手(C)パーソル パ・リーグTV
東北楽天ゴールデンイーグルス・浅村栄斗選手(C)パーソル パ・リーグTV

 6月23日、横浜スタジアムで行われた横浜DeNA対楽天の「日本生命セ・パ交流戦」第3回戦は、楽天が0対3で完封負け。打線が振るわず、交流戦優勝の可能性が消滅するとともに、悔しいカード負け越しとなった。

 前日は、初回から両打線が爆発する乱打戦となったが、楽天・岸孝之投手、横浜DeNA・上茶谷大河投手の先発で始まった今試合は、緊迫した投手戦となった。

 初回、楽天は2死から連打で一打先制の場面を迎えるも、5番・銀次選手が三振に倒れ、無得点に終わる。3回表も1,3塁のチャンスを迎えるが、4番・ブラッシュ選手が併殺打に打ち取られるなどし、上茶谷投手を打ち崩すことができない。

 先発・岸投手は走者を背負いながらも要所を締め、3イニングを1安打に抑える。しかし、4回裏、死球とヒットでピンチを招き、好調の8番・大和選手との勝負を避け満塁とすると、9番・上茶谷投手からまさかのタイムリーを浴び、2点の先制を許してしまう。

 さらに7回裏には、岸投手に代わって登板した久保裕也投手が、2番・ソト選手の22号ソロを浴び、スコアを0対3とされた。

 反撃に出たい楽天は8回表、1死1,2塁の好機を迎えるが、あと一本が出ず。3点ビハインドで迎えた最終9回表、横浜DeNAの守護神・山崎康晃投手の前に3者凡退に倒れ、試合終了。

 楽天は打線が全く機能せず、0対3で悔しい完封負けとなった。先発した岸投手は、6回9奪三振2失点と決して悪くない内容だったが、援護に恵まれず今季2敗目。降板後は「何もありません。流れを作れず申し訳ないです」と淡々と語った。

文・後藤万結子

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